2022年第3回茶の関税割当結果を発表

(タイ)

バンコク発

2022年11月18日

タイ商務省外国貿易局(DFT)は11月14日、WTOの農業協定による関税割当制度に基づき、2022年第3回茶の関税割当結果を公表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした(日本語仮訳は添付資料参照)。

第3回の割り当てでは、第2回(2022年7月22日記事参照)の残量約3キロと、第2回割り当てを受けた者が返納を申告した量の合計約23.7トンに対し、47社から約1,016.1トンの申請があった。DFTは関連の商務省規程外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます日本語仮訳PDFファイル(226KB))に従って各社に割り当てた。割り当てを受けた者は結果に従い、12月31日までに輸入を完了しなければならない。

割り当てを受けた者が割当量または返納申告した後の残量のうち95%以上の割当量を使用しなかった場合には、翌年の割当量計算の際に考慮され、割当量が差し引かれる。割当量に基づく輸入実績がなく返納申告もしなかった場合は、翌年の割り当てから除外される。2022年第3回の関税割当枠の返納申請は12月31日まで受け付けている。

なお、同局は2023年第1回茶を含む6品目の貿易管理品目の関税割当枠の申請を12月1日から16日までの10営業日の間に受け付けると発表している(2022年11月15日記事参照)。

(ウォンパタラクン・ヤーダー、谷口裕基)

(タイ)

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