2023年第1回茶などの関税割当申請、12月1日から受け付け開始

(タイ)

バンコク発

2022年11月15日

タイ商務省外国貿易局(DFT)は11月8日、WTO協定による関税割当制度に基づき、茶を含む6品目の貿易管理品目の2023年第1回関税割当枠の申請を、12月1日から16日までの10営業日の間、e-Quotaシステム外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで受け付けると発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。2023年第1回の茶の関税割り当てでは、全体の割当量625トンに対し、輸入実績があるグループ(注1)に437.50トン、一般グループ(注2)に187.50トンを割り当てる。また、同システムでは、2022年第3回関税割当枠の返納申請を12月31日まで受け付けている。

2021年から2023年の茶の関税割り当ては関連の商務省規定外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます日本語仮訳PDFファイル(226KB))に基づいて運用されており、年に3回実施される。

(注1)割り当て年の前年の6月からさかのぼる36カ月間に、WTO協定の義務に基づく茶の輸入実績がある法人で構成する輸入実績があるグループ。

(注2)WTO協定の義務に基づく茶の輸入実績があるか、またはない法人で構成するグループ。

(ウォンパタラクン・ヤーダー、谷口裕基)

(タイ)

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