ジェトロ派遣のビジネスミッション、ジェッダとアブドゥッラー国王経済都市を訪問

(サウジアラビア、日本)

リヤド発

2022年10月18日

ジェトロが10912日にサウジアラビアに派遣したミッションはリヤドを訪問(2022年10月12日記事参照)後、1112日にアブドゥッラー国王経済都市(KAEC)とジェッダを訪問した。

11日は、ジェッダから約120キロ北の紅海沿いに位置するKAECを訪問。KAECの都市開発・オペレーションを担う不動産大手エマール(EMAAR、本社:ドバイ)とキング・アブドゥッラー港から説明を受けた。

KAECは、医療・医薬品や加工食品など消費財、自動車、物流、建築資材、容器包装に特化した企業誘致を進めており、日系企業進出への期待を示した。特に自動車関連では、米国の電気自動車(EV)メーカーのルシード・モータースがKAECに工場設立を表明しており(2022年5月27日記事参照)、EV部品サプライヤーの誘致を希望している。その後、KAECに進出している米国大手空調メーカーのジョンソン・コントロールズの工場を視察した。

写真 ジョンソン・コントロールズによる説明の様子(ジェトロ撮影)

ジョンソン・コントロールズによる説明の様子(ジェトロ撮影)

12日は、ジェッダ市内の工場団地MODONに入居する企業2社を訪問。続いて、ジェッダ商工会議所主催の商談会を実施した後、在ジェッダ日本総領事館を訪問した。

現地大手財閥アブドゥル・ラティフ・ジャミールが手掛ける文化施設ハイ・ジャミール(Hayy Jameel外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますも訪問。非自動車部門の最高経営責任者(CEO)のローワイド・アルシャワフ氏は、両国間のビジネス組成時のアドバイスとして、合弁会社の役割の重要性を指摘した。各部署の責任者も同席し、日本企業との交流が行われた。

同社は現地でトヨタ車の販売を手掛けるなど日本との関わりが深く、参加企業のサウジアラビア進出に大きな期待を寄せた。同社を含め、訪問先の地元関係者からは「石油化学以外の分野でサウジアラビア市場が拡大する中、日本企業のビジネスチャンスは大きい」という声が多く寄せられた。

写真 ローワイド・アルシャワフ氏の説明(ジェトロ撮影)

ローワイド・アルシャワフ氏の説明(ジェトロ撮影)

ミッション解団式で参加日本企業から「事前に調べていた内容と良い意味で全く異なっていた」「当地に来てみないと分からないことがたくさんあった」といった声が挙がった。

(位田陸)

(サウジアラビア、日本)

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