9月の消費者物価、前年同月比5.6％上昇

韓国企画財政部は10月5日、9月の消費者物価が前年同月比で5.6％上昇したと発表した（添付資料表1参照）。農産物や石油類を除いたコア物価も同4.5％上昇した。

品目別にみると、農畜水産物では、ハクサイやダイコンをはじめとする野菜類の価格上昇が続き、農畜水産物全体の上昇幅は高い水準で推移した（前年同月比、8月：7.0％、9月：6.2％、添付資料表2参照）。石油類は原油価格の下落により、上昇幅の縮小が続いた（8月19.7％、9月：16.6％）。個人サービスは、夏季の繁忙期が終わってレジャー・宿泊など「外食を除くサービス」を中心に前月と比べ上昇圧力は縮小したものの、全体としては上昇傾向が続いた（8月：6.1％、9月6.4％）。

（当間正明）