第2四半期のGDP成長率は4.8%、IMFでは2022年予測を3.6%に下方修正

(ガーナ)

アクラ発

2022年10月26日

ガーナ政府統計局は920日、2022年第2四半期(46月)の実質GDP成長率を2021年同期比で4.8%と発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。

分野別の成長率では、サービス業が5.2%、農業が4.6%、工業が4.4%の増加を示した。特にサービス業のうち、教育、保健社会、情報通信は成長が著しく、それぞれ13.2%、12.7%12.4%の増加だった。一方、大きなマイナス成長を記録したのは、サービス業の専門職・管理職・サポート職(11.0%減)と不動産(5.7%減)となった。また、名目GDPの分野別シェアは、サービス業が最大の45.8%、次いで工業32.1%、農業22.1%となっている。

他方で、IMF1014日に発表した「地域経済見通し(サブサハラ・アフリカ)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」では、2022年のガーナの実質GDP成長率について、4月の前回発表から1.6ポイント下方修正して3.6%と予測した。2023年も前回発表から2.3ポイント下方修正され、2.8%と予測している。なお、サブサハラ・アフリカ地域全体の2022年の実質GDP成長率は3.6%と予測している(2022年10月19日記事参照)。

(関根広亮)

(ガーナ)

ビジネス短信 185485a34a5b920c