武漢で日本産食品のプロモーションイベントを開催

ジェトロは、農林水産省の「令和4年度輸出重点品目についての輸出先国・地域におけるジェトロの海外事務所を活用した商流構築や販売支援の強化委託事業」の一環として、「日本産食品のプロモーションイベント」を展開している。その活動の1つとして、日本産食品の消費拡大を目的に、9月23日から10月6日までの期間、中国・湖北省武漢市の百貨店である武商MALL国広・生活館でイベントを開催している。

今回のプロモーションイベントでは、菓子、調味料、ソフトドリンクなどを扱う9社が、140種類の商品を出品・販売した。本イベントで初めて中国向けに商品を輸出した企業もある。会場では、日本の原材料と製法を用いた「どら焼き」作り体験や、抽選会などを実施。会場での開催に加えて、オンラインにおいて会場の様子やネットでの購入方法などを紹介するライブ配信も行った。

今回のイベントは、現地参加者から、武漢にいながらも日本商品の購入および試食体験ができたと好評だ。来場者からは、「日本のお菓子が大好きだが、新型コロナウイルスの影響で日本に行けないため、今回のイベントでたくさん購入できてうれしい」「日本の菓子作りを体験でき、子供がすごく喜んでいた」とのコメントがあった。

ジェトロは日本産の食品の中国での消費拡大を目的に、各都市で同様のプロモーションイベントを継続的に実施する予定だ。

（王志燕）