韓国イスラエルFTAと韓国カンボジアFTAが国会通過

韓国産業通商資源部は9月27日、韓国イスラエル自由貿易協定（FTA）と韓国カンボジアFTAの批准同意案が国会本会議を通過したと発表した（注）。

これにより韓国側の国内手続きが完了したため、イスラエルとカンボジアに通報し、発効日を協議する予定だ。協定によると、発効日は国内手続き完了を締約国に通報した日から起算して60日目、または締約国間で合意した日のいずれかと定めている。

協定文については、同部の「FTA強国コリア」（韓国イスラエルFTA、韓国カンボジアFTA）のウェブサイトからそれぞれ参照可能。

（注）韓国イスラエルFTAは2016年5月の交渉開始以降、6回の公式交渉を経て、2019年8月に最終妥結し、2021年5月に正式署名（2021年5月21日記事参照）、2022年1月に批准同意案を国会に提出していた。韓国カンボジアFTAは2020年7月の交渉開始以降、4回の公式交渉を経て、2021年2月に最終妥結（2021年2月9日記事参照）し、2021年10月に正式署名、2022年2月に批准同意案を国会に提出していた。

（当間正明）