福岡市の特産品を紹介するアンテナショップ、米サンフランシスコ市の日本町で開催

(米国、福岡)

サンフランシスコ発

2022年08月02日

日本の魅力を紹介するアンテナショップ「Japantenna」が72224日と2931日に、米国サンフランシスコ市の日本町内のモール(ジャパンセンター)で開催された。Japantennaは、新型コロナウイルスで影響を受けた日本町の活性化や日本の地方産品の紹介などを目的としたアンテナショップで、202111月に鹿児島県を特集した第1弾のプログラムが開催(2021年11月17日記事参照)され、今回20227月は福岡市を特集した第2弾が開催された。

同ショップでは、博多織や博多人形などの伝統工芸品や、液体ゆずこしょう「ゆずすこ」とゆずこしょう味の海苔の佃煮「のりクロ」、菓子などの加工食品が展示され、一部は販売も実施された。72224日には、約1,500人がアンテナショップに来場。会場には、アジア系を含む多様な消費者が訪れ、若い世代の来場者も目立った。また、店内では、ボランティアを中心とするスタッフが展示品を案内していた。同ショップは、今後も日本の各地の特産品などを紹介する予定だ。

サンフランシスコ市の日本町は、全米に3つある日本町の1つ(注)で、1906年から北カリフォルニアのベイエリアに住む日系人コミュニティーの中心となってきた。エリア内には、飲食店や書店などが入ったモールのほか、ホテルや日本食品のスーパーマーケットがある。

写真 アンテナショップの様子(ジェトロ撮影)

アンテナショップの様子(ジェトロ撮影)

(注)ほかに、カリフォルニア州ロサンゼルス市、サンノゼ市に日本町がある。

(石橋裕貴)

(米国、福岡)

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