「世界のベストレストラン50」、ブラジルから2店舗がランクイン

英国で7月18日に発表された「世界のベストレストラン50（The World's 50 Best Restaurants）」に、在ブラジルのレストラン、ア・カーザ・ド・ポルコ（7位）とオテキ（47位）の2店舗がランクインした。

ア・カーザ・ド・ポルコのホームページによると、同レストランはサンパウロ市の旧市街に店を構え、乳清や野菜など自然に近い餌で育成した豚のあらゆる部分を使った料理を提供している。保存料や化学添加物を使わない自家製のソーセージやパスタ、パン、ソース製造にもこだわっている。豚料理に特化したコースからアラカルトを用意するほか、消費者のニーズの変化に対応して、ベジタリアン向けのメニューも提供しているという。

オテキはリオデジャネイロ市に所在するシーフードベースのブラジル料理を提供するレストラン。「ミシュランガイドブラジル2020」で「2つ星」を獲得しているレストランでもある（注）。

（注）「ミシュランガイド リオデジャネイロ・サンパウロ2020」で星を獲得したレストランは添付資料参照。星を獲得した14店舗のうち、日本料理は6店舗と半数弱を占める。なお、ミシュランガイドは7月22日、新型コロナウイルス感染拡大により、サンパウロ州とリオデジャネイロ州のレストラン格付けを2021年に引き続き、2022年も一時的に停止すると発表した。

（古木勇生、エリーナ・大島）