習国家主席、プーチン大統領にロシアとの協力継続を希望

(中国、ロシア、ウクライナ)

北京発

2022年06月17日

中国の習近平国家主席は6月15日(中国時間)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行った。

習国家主席は「今年に入ってからのグローバルな動乱や変革に直面しながらも、中ロ関係は良好な発展の勢いを維持している」として、ウクライナ情勢などの問題が継続する中でも、引き続き中国とロシアとの友好関係は発展しているとした。

また「中国はロシアとの安定した長期にわたる実務的協力を希望する」として、今後も協力を継続するとともに、「中国はロシアと引き続き主権や安全保障などの核心的利益と、重大な関心事項に係わる問題で相互に支援し、両国の戦略的協力を密接なものとして、国連、BRICS、上海協力機構(SCO)などの重要な国際・地域組織の意思疎通を強化し、新興国と発展途上国の団結・協力を促進し、国際秩序とグローバルガバナンスのさらに公正・合理的な発展を推進したい」とした。

ウクライナ情勢について、習国家主席は「中国はウクライナの歴史的経緯と物事自体の是非により、独立して自主的に判断し、世界平和を積極的に促進し、グローバル経済秩序の安定を促進してきた。各方面が責任を持った方法によりウクライナ情勢を適切に解決すべきだ」として、従来からの主張を繰り返した(2022年5月12日記事参照

習国家主席とプーチン大統領は北京冬季オリンピック開催に合わせ、2022年2月4日(中国時間)に北京市で会談を行い、両国は「終わりのない友好、禁止エリアのない協力」をうたう共同声明を発表している。

(河野円洋)

(中国、ロシア、ウクライナ)

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