日本からの入国はワクチン接種証明書と申告書のみ、入国後の隔離や行動制限はなし

(オランダ、日本)

アムステルダム発

2022年05月09日

日本からオランダへの入国(5月6日現在)は、新型コロナワクチンの接種証明書とワクチン接種に関する申告書外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの提示によって可能である(オランダ政府ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

ワクチンについては、米ファイザー・独ビオンテック、米モデルナ、英アストラゼネカ製ワクチンを2回目接種後14日間経過した場合、もしくは米ジョンソン・エンド・ジョンソン(ヤンセン)製のワクチンを1回接種後28日間経過した場合に接種を完了したとみなされる。ワクチン接種完了から270日間が有効期間となる。ブースターワクチンを接種した場合、有効期間は無期限となる(オランダ政府ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。日本の市区町村などで発行されるワクチン接種証明書の有効性についても確認されている。

入国時の新型コロナウイルス感染症検査の実施や入国後の自主隔離は求められない。入国後の行動制限についても、オランダでは「コロナ・エントリー・パス」による行動制限措置が3月23日に撤廃されており(2022年3月22日記事参照)、入場が制限される場所はない。また、マスクの着用義務も同日に廃止されており、現在マスク着用が義務付けられているのは飛行機内と空港のセキュリティーチェック以降のみ。それ以外で現在有効となっている措置は、検査で陽性となった場合の5日間の自主隔離のみだ(2022年4月25日記事参照)。

(下笠哲太郎)

(オランダ、日本)

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