新型コロナ感染防止措置の一部廃止を発表

(オランダ)

アムステルダム発

2022年04月25日

オランダ政府は4月19日、新型コロナウイルス感染防止措置の一部廃止について発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。新規感染者数は、3月10日に約7万5,000人を記録して以降、減少傾向が続いており、4月13日以降は1日あたり5,000人以下となっている。ただ、政府は今秋の感染再拡大を予測しており、新たな変異株の出現もあり得ることから、警戒を怠らないよう注意喚起している。今回の発表内容は以下のとおり。

1.今回廃止した措置

  • 濃厚接触者の自主隔離義務
  • オランダ入国時の「健康申告書」の提示義務
  • オランダ到着直後と5日目の自主検査の推奨
  • 混雑した場所でのマスク着用の推奨

2.継続する措置

  • ワクチン接種とブースター接種
  • 検査で陽性となった場合の5日間の自主隔離
  • 飛行機内とセキュリティーチェック以降の空港内でのマスク着用義務

(下笠哲太郎)

(オランダ)

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