外国人起業家向けアクセラレーションプログラム、京都でジェトロが開催

(京都)

京都発

2022年04月15日

ジェトロは、京都府と京都市、KIEC(特定非営利活動法人グローカル人材開発センター)とともに、2月から3月にかけて「アクセラレーションプログラムイン京都」を開催した。京都での起業を検討している外国人を主な対象とした全編オンライン、英語のみのプログラムで、ビジネスモデルの構築方法やピッチの手法、日本での資金調達方法、日本のビザの種類や取得方法など、外国人が京都でビジネスを立ち上げるために役立つ情報について、京都に縁のある講師陣が5回に分けて講義を行った。当初20人程度の募集枠だったが、世界各国・地域から50人近くが参加し、「どの講義も情報が豊富だった」「経営者として良い土台を築くことができた」といった声が上がった。

京都府、京都市、ジェトロは京都商工会議所など関係団体と連携し、外国人の起業環境整備を進める「スタートアップビザ制度外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を実施している(注)。今回のプログラムはスタートアップビザの周知も兼ねており、4回目の日本のビザに関する講義の際は、ジェトロ京都のスタートアップビザコーディネーターから、ビザ取得の事例紹介を行った。

5回の講義後、参加者の中から5人を選抜してピッチイベントを開催した。同イベントでは地球科学や食品、旅行、教育、ファッションなど多岐にわたる自身のビジネスについて、5分のプレゼンテーションを行い、講師陣で構成した評価メンバーからビジネス戦略について具体的な質疑が行われた。1位はオフラインの小売業者向けデジタル・レシート・サービスのビジネスモデルを発表したPi-xcelsだった。ピッチを行ったのは次のとおり(登壇順)。

  1. Geolabe LLC:人工知能(AI)を駆使した地表解析
  2. Good day in Kyoto:飲食店
  3. Pi-xcels:「E-レシート」システム
  4. Mystery Station:家族の交流プラットフォーム
  5. rakuouinc:仮想現実(VR)と着物を活用したファッションテック
写真 ピッチイベントでは、聴衆からの人気投票も受け付けたが、結果は審査員と同じく、Pi-xcelsが1位を獲得した(ジェトロ撮影)

ピッチイベントでは、聴衆からの人気投票も受け付けたが、結果は審査員と同じく、Pi-xcelsが1位を獲得した(ジェトロ撮影)

(注)「スタートアップビザ制度」は、京都を世界市場で活躍できる企業の創出を目指すスタートアップ・エコシステム拠点都市(グローバル拠点都市)とすること、また、府内産業の国際競争力を強化するとともに、国際的な経済活動の拠点を形成することを目的に創設された(詳しくは2021年11月17日付地域・分析レポート参照)。

(加藤紗妃)

(京都)

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