ATIGAの電子原産地証明書、新たに7港で取り扱い可能に
(ASEAN、タイ、ミャンマー、インドネシア)
バンコク発
2022年03月16日
タイ商務省外国貿易局(DFT)は3月10日、ASEAN物品貿易協定(ATIGA)の電子原産地証明書(eフォームD)を用いてタイから輸出ができる荷揚げ港として、新たにミャンマーの6港、インドネシアの1港が追加されたことを発表した。
ASEANシングルウィンドウ(ASW)経由で、eフォームDでの対応が可能となった荷揚げ港は次のとおり。
- ミャワディー(港コード:MMMWD):ミャンマー東部、カレン州
- タチレク(MMHL):ミャンマー東部、シャン州
- ロイコー(MMLIW):ミャンマー東部、カヤー州
- メイッ(MMMGZ):ミャンマー南東部、タニンダーリ管区
- ダウェー(MMTVY):ミャンマー南東部、タニンダーリ管区
- コータウン(MMKAW):ミャンマー最南端、タニンダーリ管区
- パティンバン(IDPMB):インドネシア、西ジャワ州スバン県
現在、タイからの輸出において、eフォームDの利用が可能な荷揚げ港の全リストは、DFTのウェブページから確認が可能だ。
ASEAN事務局がeフォームDに関するアンケート
DFTによると、ASEAN事務局は現在、ASW経由でのeフォームDの利用実態に関するアンケート調査を実施している。ATIGAのeフォームDに関して改善要望などがある場合、2022年5月31日まで意見を送ることができる。
(北見創、シリンポーン・パックピンペット)
(ASEAN、タイ、ミャンマー、インドネシア)
ビジネス短信 fd6df0b166368832