ニュシ大統領、首相含む主要閣僚6人の交代人事を発表

(モザンビーク)

マプト発

2022年03月24日

モザンビークのフィリペ・ニュシ大統領は3月3日、首相を含む主要閣僚6人の交代人事を発表し、翌4日に新閣僚が就任した(官報)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます。今回任命された閣僚は以下のとおり。

  • アドリアーノ・マレイアーネ首相(前経済財務相)
  • マックス・トネラ経済財務相(前鉱物資源エネルギー相)
  • カルロス・メスキータ公共事業・住宅・水資源相(前商工相)
  • リディア・カルドソ海洋水産相(前副保健相)
  • カルロス・ザカリアス鉱物資源エネルギー相(前モザンビーク国家石油院総裁)
  • シルビーノ・モレノ商工相(前エコバンク・モザンビーク取締役)

今回の閣僚人事について、政府は詳細な説明を発表していない。

モザンビーク国内とポルトガル語圏向けメディアは、ニュシ大統領が2025年の大統領任期の終了を見据え、党首を務める与党・モザンビーク解放戦線(FRELIMO)内での派閥強化を目的としているとの見解を示した。その動機について、モザンビークの独立系メディア「カルタ・デ・モザンビーク」は、FRELIMO党大会が9月に控えているため、大統領3期目に向けた憲法改正を視野に入れている(注)と報じた(「カルタ・デ・モザンビーク」3月4日)。他方、「ボイス・オブ・アメリカ(ポルトガル語版)」は、非開示債務問題(2016年6月13日記事参照)へ関与していた疑いがあるニュシ大統領を擁護する後継政権の樹立を念頭に置いているとしている(「ボイス・オブ・アメリカ」3月4日)。2022年アルマンド・ゲブザ前大統領はモザンビークの法廷で2月、当時国防相だったニュシ大統領が非開示債務問題に関係していたと発言していたことが背景にある。

(注)モザンビーク憲法は、大統領任期は1期5年最大2期と規定している。

(松永篤)

(モザンビーク)

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