新型コロナワクチン接種回数が2億回突破、1回目接種は政府目標達成

(バングラデシュ)

ダッカ発

2022年03月02日

バングラデシュ政府は2月26日、新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種者数は1億2,075万6,056人と発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)し、政府目標である人口比70%(約1億1,922万1,953人)への接種を達成した。また、累計の接種回数(1回目接種から3回目のブースター接種までの合計接種数)は2億回を超えた。保健サービス総局(DGHS)によると、同日時点で2回目接種完了者は8,275万4,951人で、これは全人口(1億6,931万人)の約49%に当たり、政府目標(人口比70%)に対して69%の達成状況にある。

同国では、2021年2月7日から新型コロナワクチン接種が開始された。当初は医療従事者や警察・軍、政府、報道などの関係者を優先接種対象者とし(2021年3月3日記事参照)、60歳以上の国民から接種が進められた。その後、年齢制限を段階的に下げ、同年11月1日には12歳以上の学生への接種を開始(「ダッカ・トリビューン」紙2021年11月8日)。12月28日には60歳以上の国民などを対象に、ブースター接種(2回目接種完了者が対象)も開始された(ロイター2021年12月28日)。なお、2回目接種完了者のうち、2月27日現在で4.5%(371万8,585人)がブースター接種を終えている。

政府は当初、インドのセラムインスティテュートが製造したアストラゼネカ製ワクチンの接種を進めていた。その後、中国政府からのシノファーム製、シノバック製ワクチンの調達や、COVAXプログラムを通じた欧米諸国からのファイザー製、モデルナ製ワクチンなどの調達を推進。日本政府は2021年7月と12月の2回、計約455万回分のワクチンを供与しており、バングラデシュ政府の進めるワクチン接種プログラムに貢献している。2月26~28日には、1回目接種の促進を目的とした、12歳以上の国民に対する大規模接種キャンペーン(事前登録・書類不要でワクチン接種が可能)が全国各地に設置した計3万の接種ブースで行われている。医療機関での2回目接種やブースター接種についても並行して進んでいることが報じられている(「ダッカ・トリビューン」紙2022年2月27日)。

在留外国人のブースター接種については、政府に接種希望者に関する情報を届け出した上で、ワクチン登録専用サイト(Surokka)に登録し、順次、接種日と接種会場が携帯電話に通知される。実際に在留外国人でブースター接種を完了した例も確認されている。

(山田和則、安藤裕二)

(バングラデシュ)

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