住宅補助金が最大5,000万ペソに、低所得者向け支援拡大

(コロンビア)

ボゴタ発

2022年01月11日

コロンビア住宅・都市・国土省は1月4日、新たな住宅支援事業を発表した。世帯収入が月額法定最低賃金(注1)2カ月分未満の世帯の社会住宅(VIS:Vivienda Interés Social)(注2)購入に対し、1戸当たり5,000万ペソ(約145万円、1ペソ=約0.029円)を補助する。世帯収入が2~4カ月分の世帯への補助金は、2,000万ペソとなる。これに加え、住宅ローン金利の5%分までを7年間、政府が負担する。コロンビアの住宅ローン金利は一般的に10%前後となっており、約半分を政府が負担することになる。また、住宅価格が最低賃金500カ月分までの住宅(No VIS)に対しては、住宅ローン支払いについて月額50万ペソを7年間補助する。

国家統計庁(DANE)によると、2021年第1~3四半期(1~9月)の住宅着工件数は12万2,829戸で、前年同期比57.2%増だった。建設業界団体のCamacolは、2022年の住宅着工件数は18万5,000戸、販売戸数は25万戸で、うち7割はVIS住宅になると見通している。低所得者層の住宅取得の支援が拡大し、住宅市場が活発化することで、経済活性化の加速が期待される。

(注1)2022年の月額法定最低賃金は、100万ペソ。

(注2)住宅価格が、主要都市および人口100万人以上の都市では最低賃金150カ月分、それ以外の都市では135カ月分までが、社会住宅とされる。

(茗荷谷奏)

(コロンビア)

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