10月の外国直接投資認可額は前年同月比87.4%減に

(ミャンマー)

アジア大洋州課

2021年11月15日

ミャンマー投資企業管理局(DICA)が発表した2021/2022年度(注)外国直接投資統計によると、2021年10月の外国直接投資認可額は〔ティラワ経済特区(SEZ)を除く〕は、前年同月比87.4%減の約1,488万3,000ドルとなった。

前年同月の2020年10月には8カ国・地域からの投資が認可されたが、2021年10月に投資認可を受けた国は4カ国・地域と半減している。

投資認可のあった国・地域と認可額は、中国710万ドル(前年同月比93.4%減)、韓国が307万5,000ドル(38.5%減)、台湾320万8,000ドル(6.2倍)、前年度に投資認可がなかったネパールが150万ドルとなっている。

投資認可状況を業種別にみると、製造業が前年同月比89.5%減の1,167万5,000ドル、電力が320万8,000ドル(2020年10月は認可なし)だった。

(注)ミャンマーの会計年度は10月~9月の1年間。なお、国営紙などの報道によると、2022年4月から2023年3月までを1会計年度とする会計期間の変更が行われる予定。

(アジア大洋州課)

(ミャンマー)

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