ダッカ管区の危険情報、レベル1に引き下げ

(バングラデシュ)

ダッカ発

2021年11月11日

日本の外務省は11月10日、バングラデシュのダッカ管区に対する危険情報を引き下げ、レベル1(「十分注意してください」)とすることを発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。危険情報の変更は、ダッカ管区とチョットグラム丘陵地帯を除くバングラデシュ全土でレベル1に引き下げられた2019年10月(2019年10月7日記事参照)以来となる。今回はチョットグラム丘陵地帯のみレベル2(「不要不急の渡航はやめてください」)が継続となった。

ダッカでも依然として、与党や政府に対する野党関係者による断続的な抗議活動や、宗教的な祭典時に騒動が起きる事案がみられる。今後、日本からの出張者の増加が予想されるが、在留邦人や出張者も、夜間や金曜日、ナショナリズムが高まる国民の祝祭日や宗教関連の祭典時の外出を控えるなど、引き続き警戒する必要がある。

(山田和則、安藤裕二)

(バングラデシュ)

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