2022年度のK-グローバルワクチン関連事業の企業向け説明会開催
(韓国)
ソウル発
2021年10月06日
韓国保健福祉部は9月29日、K-グローバルワクチンハブ化ビジョンと戦略(2021年8月10日記事参照)に関連し、2022年度(注1)のワクチン、治療薬、原材料および副資材開発企業を対象にした政府支援説明会を開催した(注2)。ワクチン開発などの企業約130社や、大学・研究機関35カ所、協会、コンソーシアム5団体が参加した。
政府支援説明会では、政府側が省庁別の主な支援事業(添付資料表参照)などについて説明した後、質疑応答が行われた。政府は、予算の政府原案が国会を通過した場合、2022年初めから速やかに事業を開始するとした。
同部は「企業や研究機関が国産の新型コロナワクチンを早急に開発していることに感謝し、政府としても国産ワクチン開発のため総力を挙げて支援していきたい」と述べた。
(注1)2022年1月~12月。
(注2)2022年度の政府原案では、ワクチンや治療薬、原材料、副資材開発に約5,000億ウォン(約470億円、1ウォン=約0.094円)を計上している。
(当間正明)
(韓国)
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