感染警戒レベルの高い地域が減少、ブラジルとインドから非居住者入国を許可

(ペルー)

リマ発

2021年09月07日

ペルー首相府(PCM)は9月3日に大統領令第151-2021-PCM号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発出し、9月19日を期限とした新型コロナウイルスの新たな地域別感染警戒レベル分けを発表した。今回の改定では、4段階中で感染警戒レベルが最も高い「極限警戒レベル」と「最上級警戒レベル」に指定する地域がなくなり〔前回は「最上級警戒レベル」に2県が指定(2021年8月24日記事参照)〕、3段階目の「上級警戒レベル」も前回の27県から14県に減少した。

首都リマは前回に引き続き最も低い「中級警戒レベル」に指定された。警戒レベルごとの規制内容も変更し、「中級警戒レベル」地域については、夜間強制外出禁止令(戒厳令)の適用時間帯を1時間短縮して午前1時から4時の3時間になったほか、スポーツ競技場などの試合観戦が収容人数の20%以内かつ全ての観客がワクチンを2回接種済みであることを条件に認めることになった。反対に、上位3段階レベルの地域については、戒厳令の適用時間帯の拡大や各施設の収容人数割合の削減などの強化策を講じており、引き続き感染第3波への予防線を敷いている様子がうかがえる(その他の規制内容と地域分別は添付資料表参照)。

他国からの入国規制については、南アフリカ共和国からの非居住者のみが9月19日まで入国を禁止されており、ブラジルとインドについては、今回の改定により禁止対象国から除外された。また、搭乗前の陰性証明(注)についても、ワクチンを2回接種済みの旅行者に限って対象外とする措置を新たに導入しており、旅行者の減少に悩むペルー観光業の活性化に向けた一手として捉えられる。

(注)PCR検査の場合は搭乗時間の72時間以内の検査証明書、抗原検査の場合は同24時間以内の検査証明書が求められる。

(設楽隆裕)

(ペルー)

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