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18歳以上の希望者を対象に3回目のワクチン接種を開始

(モンゴル)

北京発

2021年09月17日

モンゴルでは、7月から8月にかけて、主に地方での新型コロナウイルス感染拡大が続いた。例年、8月下旬から新学期の準備や大学進学のため、地方からウランバートル市への流入者が増加するが、2021年もそれに伴い新規陽性者が急増している(添付資料図参照、2021年7月14日記事参照)。なお、モンゴル保健省の発表によると、そのほとんどはデルタ型変異株という。

9月14日時点のワクチン接種状況をみると、1回目接種済みが224万6,924人(全人口の69.1%)、2回目接種済みが211万5,489人(同65.0%)となっている。政府は8月30日から、一部の高リスク対象者(注1)のうち希望者に対して、3回目のワクチン接種を開始した。3回目の接種では、ファイザー製またはシノファーム製のどちらかを選択できる(注2)。9月8日の閣議での報告によると、同日までに13万4,991人が3回目の接種を完了した。9月13日からは、3回目の接種対象者を、2回目の接種から3カ月以上経過している18歳以上の希望者に拡大した。

モンゴルでは、12歳以上18歳未満のワクチン接種率が8割を超えていることを踏まえ、9月1日から全国の幼稚園・小中高校で、9月13日からは大学・専門学校でそれぞれ対面授業を再開した。モンゴル政府は、今後も感染状況に応じて教室での授業とオンライン授業を併用するとしている。

高度警戒準備態勢を年末まで延長

モンゴル政府は8月25日の閣議で、現在発令中の高度警戒準備態勢を2021年末まで延長することを決定した。これにより、チンギスハーン国際空港(7月4日に開港した新空港)を除く全ての国境税関における出入国規制が継続されることとなった(注3、2021年7月16日記事参照)。

なお、9月14日現在、モンゴルにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は26万709人(人口100万人当たり約7万8,000人)、死者数は983人(同約294人)となっている。

(注1)55歳以上の者、教職員、臓器移植手術を受けた者、がん、HIV、B型・C型肝炎など持病のある者、人工透析を受けている患者など。

(注2)モンゴルでは、ワクチン接種者の約7割が中国シノファーム製ワクチンを接種しているほか、ファイザー製、アストラゼネカ製、ロシア製ワクチン(スプートニクV)が接種されている。

(注3)9月16日現在、モンゴルは空路での出入国を制限していないが、入国後2週間の隔離を義務付けている。ワクチン2回接種済みの人は2週間の自宅隔離、ワクチン未接種または1回接種済みの人は最初の1週間は隔離施設での隔離、後の1週間は自宅隔離となる。また、モンゴルに自宅がない外国人の場合、全てホテルでの隔離となる。

(藤井一範)

(モンゴル)

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