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ハノイ市は社会隔離を9月6日まで再延長、南部の新型コロナ感染拡大を警戒

(ベトナム)

ハノイ発

2021年08月23日

ベトナムの首都ハノイ市は8月21日、新型コロナウイルス対策の首相指示16号(16/CT-TTg)に沿った厳格な社会隔離措置を市内全域で9月6日午前6時まで15日間延長すると発表した。2度目の延長で、同措置は7月24日に開始して以降、適用期間は1カ月半に及ぶ(2021年7月27日記事参照)

人口825万人のハノイ市では、直近7日間の新規感染者が1日平均50人ほどで推移している。同市によると、感染の抑え込みが進んでいるが、外出規制の違反や新規感染が継続的に報告されているほか、ベトナム南部での感染拡大が止まらないため、社会隔離措置を9月上旬の連休明けまで延長する。

この措置はハノイ市内の小売り・サービス業のほか、製造業にも影響を与えている。同市ドンアイン区では、8月12日から工場の操業継続には工場などでの従業員の宿泊が必要となった。同区にある日系工業団地の入居企業は、従業員へのPCR検査、宿泊設備や食事の手配などの準備に奔走した。この要請を受け、工場の稼働率の低下は避け難い状況だ。周辺の区でも近隣区との往来を制限する措置が実施されており、従業員の通勤に支障が出ている。

ホーチミン市やダナン市は外出制限を強化

ベトナムの感染者は8月23日朝時点で累計34万8,059人。21日には1日当たり市中感染者が1万3,417人で、過去最多を更新した。死者数も増加しており、感染者数全体の2.4%にあたる8,277人が死亡した。ホーチミン市やビンズオン省などの南部地域を中心に状況が深刻化している。同市は首相指示16号に沿った社会隔離措置を7月9日から開始したが、感染減退の兆しが見えず、9月15日まで同措置を延長した(2021年8月18日記事参照)。併せて、8月23日から外出制限措置を強化すると発表している。

中部の中核都市ダナン市でも、8月16日から実施している厳格な社会隔離措置の適用期間を26日まで延長している。同市内の日系企業によると、この措置を受けて工場の稼働率は30%以下に落ち込んでいるところが多いという。また、ダナン市からハノイ市やホーチミン市への一般用旅客便が現在運航されておらず、人事異動や帰国、緊急時の対応に影響が出ている。

(庄浩充)

(ベトナム)

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