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航空機大手エンブラエル、開発中の電動小型航空機に国内外から発注相次ぐ

(ブラジル)

サンパウロ発

2021年08月26日

ブラジルの航空機大手エンブラエルは8月13日付プレスリリースにおいて、自社の「環境・社会・企業統治(ESG)目標」を発表した。その内容は、2040年までに社内でカーボンニュートラル実現に向け取り組むことに加え、2050年までには二酸化炭素(CO2)排出ゼロの飛行を目指す。そのために、バイオジェット燃料などの活用、垂直離着陸可能な電動小型航空機〔イーブイトール(eVTOL)〕の開発および実用化などを目指す。

同プレスリリースによると、現在、エンブラエルが開発中のeVTOLは2026年までに完成する予定。2021年6月以降、国内のみならず諸外国からも発注が相次いでいる。エンブラエルグループでeVTOLを開発しているイブ・アーバン・エア・ソリューションズ(EVE)は、国内外企業とのパートナーシップを発表している(添付資料表参照)。

なお最近では、ブラジルの大手航空会社アズールもドイツ企業のeVTOLを導入する動きがあった(2021年8月16日記事参照)。

8月10日付現地紙「バロール」でのインタビューで、EVEとのパートナーシップを発表したエグゼクティブ向けエアタクシーサービスを提供するフラッパーのポール・マリッキ会長は、eVTOLの活用について、CO2排出量をゼロにすることのみならず、「飛行コストを50%削減できる」と経済的利点も挙げている。なお、eVTOLはバッテリーの制限で長時間飛行ができないため、現時点では住宅・空港間などの短距離移動にのみ導入される見込みだ。

(エルナニ・オダ)

(ブラジル)

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