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大型連休を控え、アブダビ首長国やオマーンは行動規制を強化

(アラブ首長国連邦、オマーン)

ドバイ発

2021年07月19日

新型コロナウイルスの感染対策として、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ政府は、イスラム教祝祭日による大型連休の初日となる7月19日から、「国家消毒キャンペーン」を開始すると発表した〔7月15日付UAE国営エミレーツ通信社(WAM)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。毎日午前0~5時に、アブダビ首長国内の道路や公共スペースを消毒するもので、同時間帯には食料の購入やデリバリー業務、医薬品の購入・供給などの理由を除いて移動が規制されるなど、実質的な夜間外出禁止措置となる。

UAEでは、2020年3~6月に国内全土で夜間外出禁止令が発令されており(2020年3月27日記事参照同4月6日記事参照)、約1年ぶりの夜間外出禁止措置となる。ただし、今回の措置はアブダビ首長国内のみで実施され、ドバイやその他の北部首長国には適用されない。

アブダビでは、行動規制を強化する傾向が顕著で、6月15日から首長国内の商業施設や公共スペースに入場する際には、専用アプリを通じたPCR検査の陰性証明の提示が原則必須となっている。加えて8月20日からは、新型コロナワクチンを接種していない場合は、商業施設や教育機関などの公共スペースに立ち入れなくなる予定だ(2021年7月5日記事参照)。一方で、観光が主要産業で10月に万国博覧会開幕も控えるドバイでは、対照的に規制強化の動きは見られていない。

GCC(湾岸協力会議)諸国では、オマーンが7月16~31日の間、夜間外出禁止令を発令した。原則、国内全土において、午後5時~翌日午前4時まで商業施設の営業を禁止し、個人や車両の移動を規制する。また、犠牲祭の3日間(7月20~22日)は終日外出禁止となり、いかなる集会や祝宴も行われない。祝祭日による人々の移動や集まりで、感染のさらなる拡大を懸念しての措置とみられる。

(山村千晴)

(アラブ首長国連邦、オマーン)

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