上半期の二輪生産台数、前年同期比43.7％増の126万台

タイ工業連盟（FTI）は7月22日、6月の二輪生産台数が前年同月比2.4倍の21万6,671台だったと発表した（添付資料表参照）。部門別では、完成車が2.3倍の17万3,721台、現地組み立て部品（CKD）が3.1倍の4万2,950台だった。

2021年1～6月累計では、前年同期比43.7％増の126万1,176台となった。部門別では、完成車が47.3％増の100万5,313台、CKDが31.3％増の25万5,863台だった。

6月の国内販売台数は前年同月比28.9％増の16万1,105台で、前月比でも13.6％増加した。1～6月累計では、前年同期比19.2％増の87万2,279台となった。

6月の完成車（CKDを含む）輸出台数は、前年同月比2.4倍の9万5,089台だった。輸出額は前年同月比54.0％増の72億バーツ（約244億8,000万円、1バーツ＝約3.4円）となった。完成車とエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は前年同月比56.4％増の75億バーツだった。

1～6月累計では、完成車（CKDを含む）輸出台数は前年同期比36.9％増の48万7,115台で、輸出額は34.6％増の417億バーツとなった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は35.9％増の439億バーツだった。

（高谷浩一、トンワニッチャノッパクン・ニチャーパッタラ）