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新型コロナ感染防止策を7月12日から一段と緩和へ、年末までに隔離なし渡航一部再開も

(シンガポール)

シンガポール発

2021年07月02日

シンガポールのオン・イエクン保健相は7月1日、地元紙「ストレーツ・タイムズ」とのインタビューで、同月12日から飲食店内外の食事の人数上限を引き上げるなど、新型コロナウイルス感染防止対策を一段と緩和する方向で検討中と明らかにした。保健相はまた、国内のワクチン接種が進めば、2021年内にも隔離なしでの一般渡航を一部解禁する可能性にも言及した。

同国では6月14日から、感染防止対策を段階的に緩和している。政府タスクフォースは同月21日から飲食店内外での食事について人数を2人に限定して解禁し、7月中旬から一段と規制を緩和する方針を発表していた(2021年6月21日記事参照)。オン保健相は同紙とのインタビューで、感染対策のさらなる緩和時期について、人口の半数が2回のワクチン接種を終える見込みの7月下旬で、さらに3分の2が接種を完了する独立記念日(8月9日)ごろになるとの見通しを示した。

さらに、同保健相は、ワクチン接種率が高い上、感染者が下落傾向にある国・地域との間で、隔離なしの一般渡航の再開を検討すると述べた。同保健相は一般渡航再開先の可能性として「EUの多くの国々と米国」を挙げた。

新型コロナウイルスと共存する「ニューノーマル」に向けて対応策転換、政府の対応ロードマップ策定へ

新型コロナの政府タスクフォースの共同委員長を務めるオン保健相と、ガン・キムヨン貿易産業相、ローレンス・ウォン財務相は6月24日付の同紙への共同寄稿で、新型コロナウイルスと共存していく「ニューノーマル(新常態)」に向けて、新たな政府の対応策をまとめたロードマップを策定中だと明らかにしていた。オン保健相は上掲のインタビューで、ニューノーマルへの移行時期について「(希望者のワクチン接種が終了する見込みの)8月末か9月に一気に経済活動を再開するのではなく、段階的なものになる」との慎重な考えを示した。

保健省によると、6月30日時点で337万6,297人と、人口の59%が1回目のワクチン接種を終え、210万9,251人と同37%が2回のワクチン接種を完了した。

(本田智津絵)

(シンガポール)

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