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6月21日からの飲食店内外の食事解禁、2人までに人数制限

(シンガポール)

シンガポール発

2021年06月21日

シンガポール政府の新型コロナウイルス・タスクフォースは6月18日、同月21日から予定している飲食店内外での食事について、人数の上限を当初予定の5人から2人に引き下げると発表した。同国では6月14日から感染防止対策を一部緩和し、同月21日から一段と緩和する予定だった(2021年6月15日記事参照)。しかし、国内で引き続き、大きな感染クラスターとなり得る感染事例が複数確認されているのを受け、感染防止策を引き締める。

政府タスクフォースは、飲食店内での食事のほか、フィットネスクラブなど室内でマスクなしで行う運動について、6月21日から2人までのグループに限り解禁する(注)。タスクフォースは先に、マスクを着用しない顧客を対応する(1)飲食店、(2)サウナや美容などのパーソナルケア、(3)フィットネスクラブやジムで働く全てのスタッフについて、14日ごとの定期的な抗原検査を義務付ける方針を示していた。今回の発表によると、定期検査の体制が整う7月中旬以降に、グループの人数の上限を5人に引き上げる。具体的な日時については、後日発表する。

また、保健省は感染防止対策強化の一環として、濃厚接触の有無を確認する携帯アプリ「トレーストゥゲザー」と職場や商業施設などの入退室記録システム「セーフエントリー」の情報を基に、新型コロナウイルスの感染者が複数確認された場所を訪問した濃厚接触者に対し、SMS(ショートメッセージサービス)通じて警告を発信する予定だ。警告を受信した濃厚接触者は指定の場所で検査を受け、結果が出るまで隔離する必要がある。また、同検査で、自宅で検査可能なテストキットが渡され、最初の検査結果が陰性でも数日の間、自宅で検査をし続ける必要がある。

タスクフォースの共同委員長を務めるローレンス・ウォン財務相は会見で、政府が経済活動の再開に慎重な理由について、同国在住者で「2回のワクチン接種を終えた人の割合が35%(約199万人、6月14日時点)と低いため」と指摘した。同財務相は「規制を早々に緩和すれば、大きな感染クラスターが発生しやすくなり、重症化リスクの高い人たちを中心に入院患者や死者が増える可能性がある」と強調した。

(注)6月21日からの新たな感染防止のための規制と関係職種への支援措置の詳細は保健省の6月18日付発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

(本田智津絵)

(シンガポール)

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