ASEAN、対話国と高級経済実務者会合を開催

(ASEAN、日本、中国、韓国、カナダ、インド)

ジャカルタ発

2021年07月06日

ASEANは6月8~10日に高度経済実務者会合(SEOM)を、14~15日にSEOMとASEAN対話国・地域(注)のカウンターパートとの会合を、それぞれオンラインで実施した。2021年のASEAN議長国であるブルネイの特設ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますや各国担当省庁によると、実施された議論のトピックは以下のとおり。

SEOMのポイント

日本‐ASEAN高級経済実務者会合(SEOM‐METI)のポイント

その他の国・地域との対話のポイント

  • SEOM+3(日本・中国・韓国):「ASEAN+3経済協力プログラム2021-2022」のドラフトにつき検討を行い、経済協力のスコープ(範囲)について意見交換を実施。
  • カナダ‐SEOM:ブルネイがASEAN議長国として経済分野で優先的に取り組む10の事項(優先経済デリバラブル:PED)(2021年1月19日記事参照)の1つであるASEANカナダFTA(自由貿易協定)について進捗を確認。
  • インド-SEOM :ASEANインドFTA(2009年締結)の実施進捗などを確認。

(注)2021年4月時点のASEAN対話国・地域は、オーストラリア、カナダ、中国、EU、インド、日本、韓国、ニュージーランド、ロシア、米国の10カ国・地域。

(上野渉)

(ASEAN、日本、中国、韓国、カナダ、インド)

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