モバイルゲーム開発のドリーム・ゲームスが国内3番目のユニコーンに
(トルコ)
イスタンブール発
2021年07月06日
トルコのモバイルゲーム開発会社ドリーム・ゲームスが、シリーズBの投資ラウンドで1億5,500万ドルの投資を受けたことで総評価額が10億ドルに達し、トルコ国内3番目のユニコーンとなったと報じられた(ブルームバーグ6月30日)。
同社の主要タイトルであるカジュアルパズルゲームの「ロイヤル・マッチ」は、2021年3月のローンチ後3カ月で米国・英国・ドイツで売上高上位20タイトルに選ばれており、月間600万人以上のアクティブユーザーがいる。
共同創設者でCEO(最高経営責任者)のソネル・アイデミル氏は、インタビューの中で「このゲームを世界中のどこでも楽しめるように、今回の投資を活用したい」とし、「アジア、特に日本や韓国・中国での展開を進めたい」と述べたと報じられている。
トルコでは、2020年のソーシャルゲーム会社ピーク(2020年6月4日記事参照)、2021年の日用品配送プラットフォームのゲティル(2021年4月1日記事参照)に次ぐユニコーン企業の誕生となり、3社中2社がゲーム関連企業となった。ドリーム・ゲームスのアイデミル氏はもともとピークの所属で、トルコのゲーム産業の発展がうかがえる。
(友田椋子)
(トルコ)
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