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重慶市で初の水素ステーション完成

(中国)

成都発

2021年07月28日

中国の重慶市で初となる水素燃料電池自動車(FCV)用の水素ステーションが重慶両江新区に完成した。7月末に運営を開始する(「重慶日報」7月22日)。面積は17ムー(約1万1,000平方メートル)、1日当たりの充填(じゅうてん)能力は500キログラム、約50台分に相当する水素を提供できるという。建設したのは、安徽省の燃料電池メーカー安徽明天新能源科技の子会社で、両江新区に立地する重慶明天氫能科技。

重慶市ではこのほか、両江新区で1カ所、九龍坡区で1カ所の水素ステーションが近く完成予定だ。両江新区と九龍坡区の担当者によると、いずれも年内の完成を見込んでいるという。先に稼働したステーションと合わせて3カ所の全てが稼働すると、1日当たりFCV路線バス約300台分、FCV物流車の場合は約480台分に相当する水素供給が可能になる。

水素ステーションの建設以外にも、重慶市では水素産業の動きが活発になっている。同市は2020年3月に「水素燃料電池自動車産業の発展に係る指導意見」を発表。意見では、2025年までに水素ステーションを15カ所設置し、公共バスや物流車など水素燃料電池自動車の導入を1,500台とする目標を掲げている。両江新区では「国家水素エネルギー動力品質監督検査センター」が建設中(2020年9月28日記事参照)のほか、九龍坡区では商用車メーカー慶鈴汽車とドイツの自動車部品・電動工具メーカーのボッシュが4月に燃料電池自動車向けのバッテリー研究開発と生産販売のための合弁会社を設立した(2021年5月17日記事参照)。九龍坡区ではさらに「西部水素バレー」の構築を目指し水素エネルギー産業パークの建設が進められている(「重慶日報」6月13日)。

(田中一誠)

(中国)

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