カルナータカ州、3度目のロックダウン延長

(インド)

ベンガルール発

2021年06月07日

ベンガルールを州都とするインド南部のカルナータカ州政府は6月3日、実施中のロックダウンを6月14日まで延長する通達を出した。4月27日から始まった今回のロックダウンだが、5月7日、5月21日に発表された2回の延長に続き、3回目の延長となる(2021年5月24日記事参照)。

既に定められた市民活動の制限に大きな変更点はないが、6月7日以降、輸出業務に直接携わる企業に対して、条件付きでの操業が認められることになった。カルナータカ州政府は6月5日付の官報により、特別経済区(Special Economic Zone:SEZ)に立地する企業や、州内の輸出関連業界団体のメンバー企業など、約3,000社を許可対象とするリストを公表した。対象企業には、機械・エンジニアリング、農水産品・同加工品、アパレル、製薬、プラスチック製品などの分野が含まれる。各企業は、総人員の30%までの従事など、州政府の定める規定や工場内における感染防止策に従って操業を再開する必要がある〔なお、100%輸出指向型企業(EOU)に認定されている企業については、6月2日から条件付きでの操業が認可〕。

カルナータカ州の1日当たり新規感染者数は、5月上旬にピークを迎えた以降、減少傾向にあり、6月5日は1万3,800人とピーク時の4分の1程度まで減っている。一方、現地報道によると、州政府の専門家委員会は、ロックダウン終了の目安として、1日当たり感染者数5,000人、陽性率5%を下回ることを挙げている。州政府としては、感染収束を優先しつつ、段階的なビジネス活動の再開、職種別の給付金支給といった救済パッケージの発表など、経済面での対策を進めている。

(鈴木隆史)

(インド)

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