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1~3月のタイの国境貿易が19.3%増と好調、ミャンマーとの陸上貿易は縮小

(タイ、ミャンマー、中国)

バンコク発

2021年05月11日

タイ商務省外国貿易局(DFT)は5月3日、2021年第1四半期(1~3月)の国境貿易が前年同期比19.3%増の3,835億7,600万バーツ(約1兆3,425億円、1バーツ=約3.5円)だったと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。輸出は20.5%増の2,259億8,100万バーツ、輸入は17.7%増の1,575億9,600万バーツと、陸上国境を通じた貿易黒字が増加している。

タイの国境貿易には、同国が国境を接する4カ国との隣国貿易と、隣国を通過した第三国との貿易(トランジット貿易)の2種類がある(2021年4月27日付地域・分析レポート参照)。隣国貿易の総額は9.6%増の2,227億2,000万バーツで、輸出は12.1%増の1,458億6,900万バーツ、輸入は5.8%増の862億6,400万バーツだった。国別では、マレーシアが26.7%増の1,458億6,900万バーツ、ラオスが34.0%増の1,444億1,500万バーツと増加した一方、カンボジアは3.8%減の475億5,400万バーツ、ミャンマーは8.4%減の436億2,600万バーツと縮小した。

ミャンマー国境からの輸出は9.2%減の244億4,300万バーツ、輸入は7.2%減の191億8,300万バーツとなっている。2月のミャンマーの国軍による権力掌握後、国境貿易への影響が懸念されており、タイからの輸出では主要品目の軽油が17.2%減、非アルコール飲料が19.6%減となり、輸入では構成比で過半を占める天然ガスが18.5%減となるなど、縮小の傾向が強まっている。

中国、シンガポール、ベトナムなどとのトランジット貿易は好調で、総額は36.1%増の1,608億5,600万バーツとなった。輸出は36.1%増の895億2,400万バーツ、輸入は36.0%増の713億3,200万バーツだった。国別では、中国が46.1%増の672億1,000万バーツ、シンガポールが31.0%増の266億1,400万バーツ、ベトナムが16.4%増の160億1,500万バーツとなった。

特に、中国とのトランジット貿易は大幅に増えており、主にラオス国境(ムクダハン、ナコンパノム、チェンコン)が利用されている。中国向けの輸出は15.1%増の300億3,700万バーツで、果物(生鮮・乾燥)や乾燥リュウガンなどが増えている。輸入は86.9%増の371億7,300万バーツで、コンピュータ・同部品、信号機、通信機器など電気・電子機器をはじめ全体的に大幅増となっている。

(シリンポーン・パックピンペット、北見創)

(タイ、ミャンマー、中国)

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