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5G基地局は79万2,000カ所に増加、ギガビット級光ファイバーネットワーク整備も加速

(中国)

中国北アジア課

2021年04月26日

中国工業情報化部の劉烈宏副部長は4月19日、国務院の通信政策に関するブリーフィングで、中国は世界最大規模の情報通信ネットワークを構築したと述べた。光ファイバーブロードバンドネットワーク利用者のネットワークユーザー全体に占める構成比は2015年末の56%から現在94%へ上昇したことや、ギガビット級光ファイバーネットワーク普及世帯が1億2,000万世帯を超えたことなども指摘した。

また、中国の第4世代移動通信システム(4G)基地局は世界全体の半分以上を占めるに至り、次世代の5G基地局も2月末で79万2,000カ所整備したとした。5G基地局は2020年6月末で40万カ所、同年末で71万8,000カ所と急速に整備が進んでいる(2020年8月4日記事参照)。さらに、2月末時点の5G接続携帯電話端末は2020年末より6,130万台増加し、2億6,000万台に達したことも紹介した(2020年6月末は6,600万台)。

劉副部長は、3月の5G対応携帯電話端末の出荷台数が全体に占める構成比は76%を超えており、2021年下半期にはそれが80%前後にまで上昇するとの見通しを示した。中国政府は3月の全国人民代表大会(国会に相当)で、第14次5カ年(2021~2025年)規画期間中に5Gネットワークの規模拡大を加速し、5Gネットワークユーザー普及率を56%に高め、ギガビット級光ファイバーネットワークの推進・向上を図ることを目標に掲げており、情報通信ネットワークのさらなる整備を図る。これらを背景に、工業情報化部は3月25日に「『双ギガビット』ネットワーク共同発展行動計画(2021~2023年)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」を発表、5Gとギガビット級光ファイバーを代表とする2つのギガビット級ネットワークを整備していく方向性を示した。

同行動計画では主要目標として、2021年末までに5G基地局を新たに60万カ所以上増やし、基本的に県級以上の地域、一部の重点郷・鎮を5Gネットワークでカバーすること、ギガビット級光ファイバー普及世帯を2億世帯にすることなどを掲げた。さらに、2023年末までには、郷・鎮級以上の地域と重点の行政村(注)を基本的に5Gネットワークでカバーすることや、ギガビット級光ファイバー普及世帯を4億世帯にすることなどを目標としている。中国のデジタル化をさらに加速すべくその環境整備が進んでいる。

(注)村民委員会の自治管理範囲。郷・鎮級の下の行政レベル。

(宗金建志)

(中国)

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