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オランダ企業、ウズベキスタン南部に発電所を建設へ

(ウズベキスタン、オランダ)

タシケント発

2021年04月27日

ウズベキスタン・エネルギー省は4月19日、オランダのストーン・シティ・エナジーがウズベキスタン南部スルハンダリヤ州に1,560メガワット(MW)の火力発電所を建設すると発表した。

建設費は12億ドルで、操業開始は2024年末を予定。シーメンス製タービンを利用したコンバインドサイクル発電方式(注)で、年間22億立方メートルの天然ガスを使用する。オランダ企業は、設計、ファイナンス、建設、稼働、25年間の運営を引き受ける。ウズベキスタン政府は、スルハンダリヤ州アンゴル地区に150ヘクタールの土地を提供する。ストーン・シティ・エナジーとウズベキスタン政府間では売電合意書が調印されている。

ウズベキスタンの電力セクターに関しては近年、アラブ首長国連邦(UAE)企業が太陽光発電事業に参画した事例(2019年10月16日記事参照)や、サウジアラビア企業がシルダリヤ州に1,500MWの火力発電所の建設を進めている事例など、外国企業からの投資案件が出始めている。

発電所が建設されるスルハンダリヤ州は、トルクメニスタン、タジキスタン、アフガニスタンと国境を接し、特にアフガニスタン向けでは物流・エネルギー輸送の要衝となっている。なお、2020年6月にはジェトロと在日ウズベキスタン大使館が共催で、スルハンダリヤ州経済に関するウェビナーを開催(2020年7月2日記事参照)している。

(注)ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた二重の発電方式。まず、天然ガスを燃やしガスタービンを回して発電し、ガスタービンを回した排ガスの余熱で水を沸騰させ、蒸気タービンによる発電を行う。

(高橋淳)

(ウズベキスタン、オランダ)

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