3月の二輪生産は18%増加、3カ月連続のプラス

タイ工業連盟（FTI）は4月27日、2021年3月の二輪生産台数が前年同月比18.0％増の23万6,286台と発表した（添付資料表参照）。3カ月連続の前年同月比での増加となる。部門別では、完成車が20.2％増の18万2,359台、現地組み立て部品（CKD）が11.1％増の5万3,927台だった。

2021年1～3月累計では、前年同期比7.9％増の67万4,793台となった。部門別では、完成車が8.4％増の51万6,360台、現地組み立て部品が6.3％増の15万8,433台だった。

2021年3月の国内販売台数は、前年同月比15.7％増の16万9,672台だった。1～3月累計では、前年同期比1.1％増の43万5,443台となった。

3月の完成車、現地組み立て部品を含む輸出台数は、前年同月比16.5％増の10万1,634台となった。輸出額は16.7％増の80億バーツ（約272億円、1バーツ＝約3.4円）だった。また、完成車とエンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は18.0％増の84億バーツだった。

1～3月累計では、完成車、現地組み立て部品を含む輸出台数は前年同期比5.7％増の26万9,472台で、輸出額は17.0％増の247億バーツとなった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は15.0％増の2,377億バーツだった。

（高谷浩一、トンワニッチャノッパクン・ニチャーパッタラ）