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過少申告防止を目的とした輸出参照価格の対象商品を拡大

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2021年03月19日

アルゼンチン政府は3月12日から15日にかけて、3月12日付税関総局一般決議4943/2021号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます3月15日付税関総局一般決議 4946/2021号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます3月15日付税関総局一般決議4948/2021号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを公布し、「予防的参照価格制度」の対象品目に、トマト、ぶどうジュース、豚肉を追加した。

予防的参照価格は2020年5月に再導入された制度で、過少に輸出額が申告されることを防ぎ、正しく税収を確保することを目的に、政府が製品の基準価格を設定する制度。輸出申告額が、当該予防的参照価格を下回る場合、上回る場合、ともに輸出書類と貨物の検査が行われる(2021年2月2日記事参照)。

予防的参照価格制度にはこれまでに、タマネギ、粉乳、ブドウ、ジャガイモ、コルビナ(ニベ科の魚)、クランベリー、牛肉が対象品目となっていた。

今回対象となったのは、南米向けに輸出されるトマト(メルコスール共通関税番号NCM0702.00)、北米、南米、中東、北欧、東欧、オーストラリア、アジア向けに輸出される、ブリックス値が31以上のぶどうジュース(NCM2009.69)、アジア向けに輸出される冷凍豚肉(NCM0203.21~0203.29)だ。FOB建ての参照価格は、トマトが1キロ当たりで0.12ドル、ぶどうジュースが1ドル、冷凍の豚の枝肉および半丸枝肉が2ドル、骨付きのもも肉および肩肉が2.15ドル、その他の冷凍豚肉が2.25ドルとなっている。

国家統計センサス局の発表によると、2020年のブリックス値が31以上のぶどうジュースの輸出額は1億3,714万ドルで、輸出額の83.3%を米国、サウジアラビア、日本、南アフリカ共和国、カナダの上位5カ国で占めている。日本向けの冷凍豚肉の輸出額は5,605万ドル。アルゼンチンからの冷凍豚肉輸出は、91.9%(金額ベース)が中国向けとなっている。

(西澤裕介)

(アルゼンチン)

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