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2020年のASEAN主要6カ国輸出は前年比2.2%減、ベトナムの好調さ顕著

(ASEAN、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム)

バンコク発

2021年02月12日

ASEAN主要6カ国(タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム)の各国貿易統計をジェトロが集計したところ、2020年の輸出総額は前年比2.2%減の1兆3,493億1,700万ドル、輸入総額は9.0%減の1兆2,156億6,200万ドル、貿易総額は5.6%減の2兆5,649億7,900万ドルとなった(添付資料表1、2、3参照)。

新型コロナウイルスの影響が危惧されたものの、結果的に輸出総額は微減にとどまった。一方、エネルギー価格の下落や内需の縮小により、輸入が輸出を上回る幅で減少した結果、貿易収支は1,336億5,500万ドルの黒字となり、黒字額は前年の3倍以上になった(添付資料表4参照)。

6カ国とも貿易収支が改善しているが、2020年に貿易総額が拡大したのは唯一ベトナムだけだった。同国の貿易総額は5.4%増の5,453億5,600万ドルと、構成比ではシンガポールに次いで第2位となり、21.3%を占めた。

月次での推移をみると、ASEAN6カ国の輸出総額は12月に1,200億ドルを超えており、直近2年間の各月と比較して最も高い水準となっている(添付資料図1参照)。特にベトナムは9月以降の輸出が前年同月比2桁増を維持するなど好調だ(2021年1月29日記事参照)。また、中国向け輸出が増加したインドネシア(2021年1月26日記事参照)や、マレーシアも輸出が増えている(ASEAN主要6カ国の月次輸入総額の推移は添付資料図2参照)。

(北見創)

(ASEAN、タイ、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、ベトナム)

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