首都圏の防疫レベルを2段階に引き下げ

韓国の中央災難安全対策本部は2月13日、「社会的距離の確保」に関する措置を、首都圏は5段階中2番目に高い2.5段階から2段階へ、非首都圏は2段階から1.5段階へ引き下げると発表した。同措置は2月15日から2月28日までの適用となる（注）。

韓国では、2020年12月8日から首都圏2.5段階、非首都圏2段階が適用されていた（2020年12月14日記事参照）。同本部は、2021年1月末から感染者数が減少傾向にあり、首都圏は2段階、非首都圏は1.5段階の基準を満たしていることから、防疫措置を緩和したとした。

これまで、首都圏のレストランやカフェなどの飲食店の営業時間は午後9時までに制限されていたが、段階の引き下げに伴い午後10時まで緩和された。ただし、5人以上の集合禁止措置は引き続き維持される。各段階に適用される措置は、添付資料のとおり。

（注）各地域内で独自に段階を決定している場合がある。

（向野文乃）