ソウルなど首都圏の防疫レベル、2.5段階に引き上げ

(韓国)

ソウル発

2020年12月14日

韓国の中央災難安全対策本部は12月8日から28日までの3週間、新型コロナウイルスの防疫措置である「社会的距離確保」のレベルを、首都圏は2.5段階、その他の地域は2段階に引き上げた。

同本部はこれまで段階的に社会的距離確保のレベルを引上げてきたものの、11月30日から12月6日までの1日当たりの平均市中感染者数が社会的距離確保の2.5段階の基準(1日平均感染者数500人)を超えたことを受け、引き上げを決定した。

また、12月13日に新規感染者数が1,030人(うち市中感染が1,002人)だったことを受け、韓国政府は「新型コロナウイルス感染の発生以来最大の危機」とし、社会的距離確保で最も厳しい3段階への引き上げなどを含めた検討に着手した。

「社会的距離確保」の具体的な措置は添付資料のとおり。

〔諸一(ジェ・イル)〕

(韓国)

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