入国時に陰性証明書を提示した場合、隔離期間が7日間に
(マレーシア)
クアラルンプール発
2021年01月04日
マレーシア政府は、2020年12月14日以降、マレーシアへの入国者および濃厚接触者対する隔離期間を10日間としたが、マレーシアに入国した者に関しては、入国時にPCR検査の陰性証明書を所持している場合はさらに7日間に短縮した。
空港到着時のPCR検査が免除に
マレーシア入国管理局外国人サービス部門(ESD)が発表した12月21日付の通達によると、マレーシアへの入国3日前までにPCR検査の陰性証明書を取得し、入国時に同結果を提示した場合、マレーシア到着時のPCR検査は免除され、隔離期間は7日間となる。その場合、隔離5日目に再度感染検査を受け、結果が陰性であれば7日目に隔離完了となる。12月21日時点で、入国前の陰性証明書の取得は任意となっている。入国時に陰性証明書を所持していない、または提示できない場合は、マレーシア到着時にPCR検査を受け、隔離期間は10日間となる(2020年12月16日記事参照)。
日系航空会社によると、クアラルンプール国際空港では、空港到着時にPCR検査の陰性証明書を持っているかどうかで到着後の動線を分けており、大きな混乱はないという(12月25日時点)。
(田中麻理)
(マレーシア)
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