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バーデン・ビュルテンベルク州、AIの一大拠点計画を2021年中に具体化

(ドイツ)

ミュンヘン発

2020年12月15日

ドイツのバーデン・ビュルテンベルク(BW)州政府は12月2日、州内に建設する「AIイノベーションパーク(Innovationspark KI Baden-Württemberg)」の建設地選定などを加速化し、2021年中の実現に向けて動き出すことを決めた。州政府はそのために第2次補正予算から5,000万ユーロを確保した。

同パークは州内の人工知能(AI)産業集積を目指して設置するもので、2020年5月に実現に向けたフィージビリティースタディーの実施を発表していた。国内外の企業はもちろん、スタートアップ企業や研究者、研究機関などが集まる、AIによる先駆的な製品やサービスを生み出し市場化する一大拠点拠点の形成を目指す。州政府は州が促進するイノベーション関連プロジェクトの中でも、過去数十年で最大のプロジェクトになるとしている。

フィージビリティースタディーの結果、同パークには高い関心が寄せられ、多くの用地候補が提案されたほか、建設が州経済にプラスの効果をもたらすことが示されたという。州経済・労働・住宅省は州政府の加速化決定を受けて12月3日、「AIイノベーションパーク」の実現に関するコンペ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを開始した。コンペ参加者は同パークの(1)建設地・面積、(2)内容・コンセプト、(3)運営・組織形態、(4)インフラ、(5)資金形態、(6)持続可能なビジネスモデルなどを提案する。

ビンフリート・クレッチマンBW州首相は同パークについて、「国際的な成功事例であるサイバーバレーに続き、州内にAIのさらなる拠点を作る」とコメントした。サイバーバレーは2016年12月、同州内で発足した欧州最大級のAIクラスターで、2020年9月にはアンゲラ・メルケル首相がサイバーバレーをオンライン訪問、研究施設を見学している(2020年9月25日記事参照)。州内には自動車、機械、医療機器などを中心に製造業が多く集積しており、AIはこれら産業との親和性も高い。

(クラウディア・フェンデル、高塚一)

(ドイツ)

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