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スイス連邦政府、制限措置再強化で年末年始レストラン閉鎖

(スイス)

ジュネーブ発

2020年12月21日

スイス連邦参事会(内閣)は12月18日、制限措置の強化後(2020年12月14日記事参照)も新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にあり、年末に向けて医療体制のさらなる逼迫が予想されることから、制限措置を再強化することを発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。今回、発表された主な措置は以下のとおり。適用期間は12月22日から2021年1月22日まで。

  • レストラン、バーは全面的に閉鎖。職場や学校、ホテルに併設されている利用客専用の食堂の営業、および持ち帰りの販売は引き続き可能。
  • スポーツ施設は閉鎖。ただし、屋外での5人までのグループでのスポーツ活動、無観客でのプロスポーツ競技、競技形式でない16歳未満のスポーツ・文化活動は許される。
  • 博物館、映画館、図書館、植物園、動物園も閉鎖。ただし、少人数での文化活動は許可される。
  • 感染状況が良好で、直近7日間の実効再生産数が1未満、かつ感染者の接触追跡が機能し、医療体制が維持できている州については、飲食店などの閉鎖措置を緩和できる。
  • スキー場については、12月4日に発表された安全対策(2020年12月8日記事参照)に基づき、州の責任と判断において営業が認められる。

これに対して、ジュネーブ州は、同州の感染状況が良好なことから、連邦政府との協議によりカフェ、レストラン、スポーツ施設、文化施設などに関しての措置は従前どおり(営業時間:午後11時まで、2020年12月14日記事参照)とする意向を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同州におけるレストランなどの施設の営業可否は、12月21日に感染の最新状況を踏まえて決定される。

措置の再強化に加え、連邦政府は新型コロナウイルスの抗体検査の拡大を発表した。これまでは鼻咽喉スワブ方式による抗体検査しか認められていなかったが、12月21日から、連邦健康局(FOPH)の基準に合致した抗体検査を広く認めるとともに、薬局、病院、テストセンターなど実施場所を拡大する。また、これまで新型コロナウイルス感染症の症状がある場合や、接触追跡アプリから通知を受けた場合などにしか抗体検査を認めていなかったが、今後は希望者に対して費用を自己負担での検査を認める。抗体検査は偽陽性率が高いことから、陽性者にはPCR検査で陽性を確定することを義務付ける。この陽性確定のためのPCR検査については連邦政府が費用を負担する。

(和田恭)

(スイス)

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