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武漢市で「5G+工業インターネット大会」開催

(中国)

武漢発

2020年11月27日

中国工業情報化部と湖北省政府は11月20日、湖北省武漢市で中国初となる「2020年中国5G+工業インターネット大会」(以下、大会)を開催した。「工業インターネット」とは、あらゆる産業用設備をインターネットに接続することで、より効率的な生産を可能にする仕組み。これを第5世代移動通信システム(5G)網と融合させることで、さらに効果的に運用することが可能になる。大会では、5Gと工業インターネットをテーマとした専門家によるフォーラムが開催されたほか、協力プロジェクトの調印式や関連技術・製品の展示会なども行われた。

開会式では、習近平国家主席が書面で祝辞を寄せ、「5Gと工業インターネットの融合は中国のデジタル化、スマート社会の建設、新たな工業化を加速させ、中国経済に新たな活力をもたらす」として、大会への期待を述べたほか、「湖北省と武漢市が大会を契機にデジタル経済の発展をさらに推進し、質の高い経済発展やサービスに向けた新たな枠組み作りに貢献していくことに期待する」とした。協力プロジェクトの調印式では、5Gと工業インターネットにかかる16件の協力プロジェクトの調印が行われた(添付資料表参照)。

武漢市、3年以内にデジタル経済がGRPに占める割合を5割に

現地メディアは武漢市で大会が開催された背景について、新型コロナウイルスからの復興支援のほかに、「湖北省はデジタル経済の発展の基礎や大きな潜在力を有している」という点を指摘している(「湖北新聞」11月20日)。武漢市経済情報化局の明文軍チーフエンジニアは現地メディアの取材に対し、「デジタル経済が武漢市の域内総生産(GRP)に占める割合は既に40%に達しており、全国でもトップクラスの高さだ。3年以内にデジタル経済がGRPに占める割合を50%以上にすることを目標にしている」と述べた(同紙)。湖北省ならびに武漢市は2020年5月以降に5G通信網の整備計画をはじめ、デジタル経済や人工知能(AI)産業の発展戦略を相次いで発表しており、関連産業の育成に注力している。また、11月には、アリババ集団が武漢市で中国中部地域(華中)の地域本部建設の着工式を行うなど(2020年11月10日記事参照)、デジタル分野での投資も活発化している。

(片小田廣大)

(中国)

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