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2020年9月の自動車生産台数、7カ月ぶりに30万台を回復

(メキシコ)

メキシコ発

2020年10月08日

メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)は10月6日、2020年9月の自動車統計(大型バス・トラックを除く)を発表した。9月の生産台数は30万1,426台で、前年同月比5.5%減だったものの、2020年2月から7カ月ぶりに30万台を回復した。前月比では2.7%増で、8,000台弱ほど増加した。輸出台数は24万7,126台で前年同月比13.1%減、前月比4.1%減だった。国内販売台数は7万7,784台で前年同月比22.8%減、前月比では0.9%増にとどまり、新型コロナウイルス感染拡大の影響による需要減を表している。

2020年9月の生産台数の内訳をみると、マツダが1万5,188台(前年同月比4.2倍)、BMWが6,590台(2.1倍)、フィアットクライスラー・オートモービルズ(FCA)が5万2,404台(14.4%増)、アウディが1万6,766台(11.0%増)、トヨタが1万8,862台(6.9%増)と伸長した。輸出台数の内訳では、マツダが1万987台(4.0倍)、BMWが6,403台(2.2倍)と大きく伸びた。

生産、輸出、国内販売ともに、3月下旬から講じられた「全国健全な距離キャンペーン」および「不可抗力の衛生上の非常事態宣言」により、自動車生産を停止せざるを得なかった影響(2020年3月26日記事参照)から、4月および5月は大きく後退したが、6月以降は回復をみせている。特に生産台数は、6月は23万8,946台で前月比約11倍となり、7月は23.4%増、8月は0.5%減だったものの、9月には2019年の4月、7月、11月、12月を上回る水準まで持ち直した(別添資料表1参照)。輸出台数は、6月は19万6,173台で前月の約13倍となり、7月は30.5%増となった。その後は8月が0.6%増、9月が4.1%減と回復がペースダウンしている(別添資料表2参照)。国内販売台数は、消費マインドの冷え込みが大きく影響し、回復が鈍い。6月の国内販売台数は前月比49.6%増の6万2,837台、7月は7万2,897台、8月は7万7,092台とゆるやかに回復しているが、新型コロナウイルス感染拡大以前の10万台を超える水準には届かない(別添資料表3参照)。

一方、2020年9月の米国における自動車販売台数は135万1,643台で、前年同月比6.2%増のプラスに転じている(マークラインズ10月2日発表)。内訳をみると、スポーツ用多目的車(SUV)を含む小型トラックが順調で、同月の販売台数は103万3,106台と11.6%増加した。メキシコから輸出される自動車の約8割は米国向けで、米国の自動車販売の伸びが、10月以降の対米輸出の増加につながることが期待される。

(松本杏奈)

(メキシコ)

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