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大規模ガス田の掘削装置がケープタウンに到着、「新型コロナ禍」での開発継続を歓迎

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2020年08月21日

南アフリカ共和国政府ウェブサイトや現地報道によると、南ア・西ケープ州沖で2019年に発見された大規模ガス田の掘削のため、8月12日に同州ケープタウンにノルウェーから掘削装置が到着した(8月12日付南ア政府ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

フランスの石油大手トタルは2014年に同州モッスルベイの175キロ沖でガス田の探査を開始し、2019年に隣接地で大規模ガス田を発見した。シリル・ラマポーザ・南ア大統領は「わが国にとって、この大発見はゲームチェンジャーであり、ガス田の開発のための法整備を進めていく」と歓迎するコメントを2019年2月7日に議会の施政方針演説外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの中で発表していた。

掘削装置の到着を受けて、グウェデ・マンタシェ鉱物資源・エネルギー相は12日、「ガス田の探査の投資先としての南アを再確認できた」と発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。掘削装置はトタルによる4億ドルに及ぶ投資の一部で、うち南ア国内の関連サービスや従業員雇用や研修などに15億ランド(約92億1,000万円、1ランド=約6.14円)の投資が見込まれる。マンタシェ氏はさらに、現在策定中の上流石油法案の成立を目指し、当該プロジェクトを支持していく意向を明らかにした。

世界的な原油価格の低迷や「新型コロナ禍」による物流の影響がある中でガス田の開発が継続していることは、ロックダウンによって経済が低迷している南アにとって歓迎される動きだ。近年、南部アフリカの資源開発は進展しており、他にも石油メジャーのナミビアの探鉱鉱区への参入・権益拡大やモザンビーク沖の世界最大規模の天然ガス田開発が進んでいる(2020年7月31日記事参照)。

(蓑和希典・上田勲)

(南アフリカ共和国)

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