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タミル・ナドゥ州政府、8月末までのロックダウン延長と一部の緩和措置を発表

(インド)

チェンナイ発

2020年08月14日

インドのタミル・ナドゥ(TN)州政府は7月30日、中央政府が新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン措置の段階的解除(Unlock 3.0)のガイドラインを発表(2020年8月6日記事参照)したことを受け、州内ロックダウンの8月31日までの延長と一部緩和措置などを発表した。これにより、州都チェンナイ市内の工場やオフィスの従業員数の上限などを緩和したが、中央政府のガイドラインより厳しい州独自の規制内容は継続することとなった。

従来とほぼ同様のロックダウン措置を継続

TN州政府は7月31日に発出した通達PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)で、8月31日までのロックダウン措置の緩和などに関する内容をまとめている。通達では、州内を(1)封じ込めゾーン、(2)チェンナイ市内から(1)を除いた地区、(3)(1)と(2)以外の州全域の3つのエリアに分け、制限事項などを記載しているが、規制を緩和したのは(2)における一部の経済活動などにとどまり、7月中の規制内容から大きな変化はなかった。

地域別に見ると、(2)の地区では、工場やオフィスの従業員数の上限を平常時の50%から75%に引き上げ、農村部の小規模宗教施設の再開、非必需品を含むeコマース商品配達などを8月1日から認めた。一方、(3)の地域では新たな緩和措置はなく、州全体で営業を禁止する施設などとして、ビーチや観光地、動物園、博物館を明記したことから、制限はやや厳しくなった。(1)では、いかなる活動も引き続き認めない。

州全体では、中央政府のガイドラインが活動を制限していないホテルの通常営業やショッピングモールの再開、州間・州内を移動するバス運行などの禁止を継続する。加えて、8月中の日曜日(2日、9日、16日、23日、30日)はこれまで同様に完全ロックダウンを実施し、病院や薬局などの営業、医療関係車両の移動、ミルクの配達など一部の例外を除き、全ての活動を州内で禁止する。

TN州政府によると、同州の8月13日時点の累計感染者数は32万355人で、マハーラーシュトラ州に次いで国内2位となっている。また、1日当たりの新規感染者数は減少傾向にあるが、13日には5,835人が確認されている。

(坂根良平)

(インド)

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