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南ア保健省、出入国時の検疫・隔離措置の詳細を発表

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2020年07月22日

南アフリカ共和国の保健省は7月17日、新型コロナウイルス感染対策のための各種保健・衛生ガイドラインを定めた官報PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)において、南ア出入国時の検疫・隔離措置に関する詳細を発表した。国内の感染者累計が7月20日時点で37万人を超える南アでは、7月12日のシリル・ラマポーザ大統領の国民演説(2020年7月14日記事参照)において、警戒レベル3の維持(最大レベル5)と災害対処法に基づく「国家的災害事態」の8月15日までの延長が発表され、物流や南ア国民・外国人の本国帰還を除いて国境の閉鎖も続いている。

他方で、内務省は7月3日付の官報PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)において、事前に内務省に申請し、承認を得た外国人の例外的な入国を認める通達を行っており(2020年7月10日記事参照)、今回の保健省の発表は今後の外国人の入国の増加も見据えた水際措置と見られる。出入国における検疫・隔離措置の主な内容は以下のとおり。

【出国】

  • 出国地点でのスクリーニング検査の義務化
  • スクリーニング時に高熱などの症状が見られる場合の診断義務化
  • 診断の結果によって、保健当局は出国の可否を判断
  • 感染が確認された場合は強制隔離の対象となるが、基準を満たせば自宅などでの自己隔離も可

【入国】

  • 入国地点でのスクリーニング検査の義務化、その後最短14日間の強制隔離ないしは基準を満たした自宅などでの自己隔離
  • 自己隔離を希望する場合は、旅行者の雇用者が旅行の72時間前までに保健省長官宛てに書面で申請する事が必要
  • 自己隔離を希望する者は、換気が良いトイレ付のベッドルームを備えている住宅や、オンラインショッピングができない場合に必要物資を届けてくれる家族や友人がいること、などの条件を満たす必要
  • 自己隔離の申請の結果、承認されなかった場合は、政府指定の施設にて隔離を行う

既述の外国人の例外的な入国に関して、ジェトロが内務省に7月16日にヒアリングしたところ、同通達は「エッセンシャル・ワーカー」として認められる外国人のみ再入国を認めるもので、申請者はまず貿易産業競争省(DTIC)宛てに書面で帰国の必要性を説明し、審査の結果、DTICが内務省に推薦状を発行した場合、入国許可を行うとのこと。しかし、運用の詳細はまだ不明な点も多く、注意が必要だ。

なお、保健省は7月17日、南ア国民向けには新型コロナウイルス陽性確認後の自主隔離期間を14日間から10日間に短縮することを認めると発表した。

(高橋史)

(南アフリカ共和国)

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