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南ア政府、警戒レベル3で可能となる活動を発表

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2020年06月02日

南アフリカ共和国の協調統治・伝統業務省は5月28日、新型コロナウイルスの警戒レベル3への引き下げにより可能となる活動について、官報PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)で発表した。シリル・ラマポーザ大統領は5月24日に行った国民演説(2020年5月27日記事参照)において、6月1日から全土の警戒レベルを4から3に引き下げるとしており、その詳細の発表が待たれていた。

レベル3において新たに可能となる活動の主な内容は以下のとおり。

  • レストランでの飲食やパーソナルケア(美容院など)などの活動を除く、適切な衛生手順やソーシャル・ディスタンスを取った上での全ての経済活動、職場への出勤。ただし在宅勤務が可能な場合は在宅勤務とする(詳細は官報PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)表2参照)。
  • 午前6時~午後6時までの運動にかかる外出(レベル4では午前6時~9時まで)
  • 州間の移動の緩和(通勤・通学、引っ越しなどの理由に限る)
  • 酒類の販売(ただし月~木曜の午前9時~午後5時に限る)
  • 余暇目的以外の国内航空便の利用

また、官報では、500人以上を雇用する建設業、製造業、金融・ビジネスサービス業の企業は、時差出勤の検討や、社員の健康のスクリーニングなどの適切な措置を講じた上での活動を認めることが明記された。これにより、これまで一部の目的のみ認められていた建設業や、企業規模にかかわらず出勤可能な人数に制限が課せられていた製造業に関しても実質的に制限が解除された。他方でたばこ販売(輸出を除く)の禁止や国境の封鎖(物流や、南ア人の海外からの帰還および在留外国人の本国への帰還除く)は継続が決まった。

また、人口10万人当たりの感染者数などの指標をもとに政府が決定する「ホットスポット」に指定されたヨハネスブルク、ケープタウンなどの大都市や一部地域については、ホットスポット内外の移動の制限など別途感染対策が取られることになる。

経済活動再開の必要性から、政府の「リスク調整戦略」に基づき5月1日からロックダウンが緩和(2020年5月1日記事参照)された南アの感染者数は累計で2万7,403人(5月28日時点)。政府の積極的なスクリーニング・検査実施も背景にあるが、新規感染者数は前日比1,446人増と、連日1,000人を超える状況が続いている。

(高橋史)

(南アフリカ共和国)

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