海外投資家・ビジネス関係者に限り、到着ビザの発給を再開

(バングラデシュ)

ダッカ発

2020年06月22日

バングラデシュ政府は6月14日、3月15日より停止していた到着ビザの発給を、海外投資家およびビジネス関係者に限り再開すると発表した。

到着ビザの申請時には、渡航前72時間以内に取得した新型コロナウイルスの感染が陰性であることを証明する英文の医療診断書(Medical Certificate)に加え、投資・ビジネス目的の入国を立証する書類が必要とされる。当該書類について具体的には明示されていないが、ジェトロがバングラデシュ投資開発庁(BIDA)やバングラデシュ輸出加工区庁(BEPZA)に確認したところ、同機関も招聘(しょうへい)状を発行できる可能性があり、相談に応じることができるとのことだった。

なお、在バングラデシュ日本大使館によると、政府は入国後2週間の自主的な隔離措置(自宅待機)の要請(2020年3月23日記事参照)を現在も継続しており、今後の再入国に際しては、この点にも留意する必要がある。

(山田和則、安藤裕二)

(バングラデシュ)

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